設計

Novaは、ミキサー、レコーダー、ZaxNetリモートコントロール、ワイヤレスレシーバーを1つのコンパクトで軽量なデバイスに組み合わせた完全なサウンドソリューションです。

接続性

Novaは、48Vファンタム電源と2つのラインレベルバランス入力を備えた4つのXLRマイク/ラインNeverClip入力を備えています。4つの外部AES入力と6つのアナログ/ AES出力バス。2つのAES42マイクをAES入力に接続できます。4チャネルのAESサンプルレート変換入力は、外部ワイヤレスレシーバーに接続できます。

録音

Novaは、最大16チャンネルのオーディオを24ビット深度で録音できます。サンプルレートには、44.1、47.952、48、48.048、および96が含まれます。オーディオは、個別にまたは同時に2枚のコンパクトフラッシュカードで記録できます。ファイルは、内部ドライブへのロスレスフォールトトレラントな記録形式であるMARF IIまたはBroadcast Waveファイル（BWF）として記録されます。

混合

フェーダーの位置を示すLEDインジケーターを備えた5つの高解像度インフィニティエンコーダー。正確な入力オーディオレベルメーターを表示できます。フェーダーは、ユーザーが5つのソースからなる4つのバンクに編成されています。フェーダーコントロール、トリムコントロール、ZaxNetトランスミッターのプリアンプゲインはすべて、1つのボタンに触れるだけでアクセスできます。

無線

オプションのモジュールレシーバーには、MRX414、MRX214、またはQRX212の2つのレシーバースロットがあります。インストールすると、すべての接続は外部ケーブルなしで行われます。各MRX414レシーバーモジュールは、最大4つの個別のトランスミッターからオーディオを受信し、8つの個別のトランスミッターから合計8チャンネルのワイヤレスを受信できます。MRX214およびQRX212は、合計4つのトランスミッターから最大8チャンネルのワイヤレスオーディオのモノまたはステレオモードで、最大2つの別々のトランスミッターからオーディオを受信できます。これらのモジュールレシーバーはRX-12およびRX-12Rで使用されるものと同じであり、Novaと交換可能です。

モジュール受信機はNovaに完全に統合されています。周波数が変更されると、タレントの受信機チャンネルと送信機の両方が同時に変更されます。周波数スキャンが開始されると、才能のあるすべての送信機が非送信モードになり、正確なスキャンを実行できます。スキャンが完了すると、1つのボタンに触れるだけで、すべての送信機と受信機を即座にきれいな周波数に割り当てることができます。送信機は新しい周波数で自動的に有効になります。

Zaxcom Digital Recording WirelessとNovaの完全統合により、ユニークで強力なシステムが実現します。レコーダからのトラック名は、ワイヤレス送信機のバックアップ録音に自動的に送信され、ポストで簡単に識別できます。別の方法として、トランスミッター名はレコーダーのISOトラックの名前を自動的に変更できます。Novaのトランスポートコントロールは、Bodypackトランスミッターの記録を自動的に制御し、Novaの各記録ファイルに対応するファイルがトランスミッターにあるようにします。タイムコードは、配線されたケーブルで詰まる必要なく、各録音トランスミッターでリモートで自動的に詰まります。

Novaには、無線受信機用の35 MHz調整可能追跡フロントエンドフィルターが含まれています。このフィルターにより、UHFトランシーバーなどの干渉源を排除できます。

インターフェース

Novaのグラフィカルユーザーインターフェイスは直感的でシンプルです。すべてのボタンとノブは人間工学に基づいて配置されており、フロントパネルのボタンとスイッチの過密による偶発的なレベルの衝突を防ぎます。6つのプッシュボタンとペアになったLCDは、メニューナビゲーションを提供します。

高度な機能

ZaxNetリモートコントロールにより、Zaxcomトランスミッターの周波数、プリアンプゲイン、および出力パワーを調整できるため、人材にアプローチする必要がなくなります。

オーディションと再記録により、RF伝送の中断によるドロップアウトの即時リミックスと回復が可能になります。

​パワー

Novaは、冗長動作のために2つの電源入力を使用します。Novaを使用する場合、外部ハードウェアは必要ないので、外部配電は必要ありません。